○礫岩層の配色:礫岩層(Conglomerate:記号cg)は泥岩(茶色系)より濃いこげ茶に配色される。級化層理により泥岩より下位層にあることを反映してのことだろうが、地層内の礫が淘汰性が無くごちゃごちゃした雰囲気も表しているのかもしれない。この漫画の中では2種類の礫岩層、新第三紀の備北層群の海成層の礫岩と甲立礫層の礫岩が出てくる。甲立礫層は陸成で古第三紀~第四紀まで幅広く存在する。一部礫岩化せず未固結層も含んでいて新しい地層であるせいか、案内看板などではこげ茶色より明るい茶褐色に配色されている。他、石灰岩は水に溶けるので水色に配色されるのは地質の世界では共通認識となっている。
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作者のコメント
○礫岩層の配色:礫岩層(Conglomerate:記号cg)は泥岩(茶色系)より濃いこげ茶に配色される。級化層理により泥岩より下位層にあることを反映してのことだろうが、地層内の礫が淘汰性が無くごちゃごちゃした雰囲気も表しているのかもしれない。この漫画の中では2種類の礫岩層、新第三紀の備北層群の海成層の礫岩と甲立礫層の礫岩が出てくる。甲立礫層は陸成で古第三紀~第四紀まで幅広く存在する。一部礫岩化せず未固結層も含んでいて新しい地層であるせいか、案内看板などではこげ茶色より明るい茶褐色に配色されている。他、石灰岩は水に溶けるので水色に配色されるのは地質の世界では共通認識となっている。