モキュは広島から瀬戸内海を渡り、愛媛県の四国西予ジオパークを訪れる。このジオパークは海岸から四国山地頂上の四国カルストまで1400m高低差がある野生的な自然に囲まれている。モキュはまず凝灰岩の縞状の海崖が景観美しい須崎海岸に行こうとするが土砂災害で閉鎖されている。仕方なく海岸へのアクセス道沿いの凝灰岩の露頭を観察する。この凝灰岩はシルル紀の日本最古級の地層で、それらを含む東西へ狭く延びる地質帯を「黒瀬川構造帯」と呼ぶ。この構造地質学的に最も重要な地質帯の模式地が愛媛県城川町に存在することにより、ジオパークに指定されたのである・・・。
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作者のコメント
モキュは広島から瀬戸内海を渡り、愛媛県の四国西予ジオパークを訪れる。このジオパークは海岸から四国山地頂上の四国カルストまで1400m高低差がある野生的な自然に囲まれている。モキュはまず凝灰岩の縞状の海崖が景観美しい須崎海岸に行こうとするが土砂災害で閉鎖されている。仕方なく海岸へのアクセス道沿いの凝灰岩の露頭を観察する。この凝灰岩はシルル紀の日本最古級の地層で、それらを含む東西へ狭く延びる地質帯を「黒瀬川構造帯」と呼ぶ。この構造地質学的に最も重要な地質帯の模式地が愛媛県城川町に存在することにより、ジオパークに指定されたのである・・・。