[更新中]クリエイターはつらいよ 第九話

クリエイターはつらいよ 第九話

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作者のコメント

ひでちゃん

浮世絵は「初摺」で一つの絵柄を二百枚程摺り、売れ行きが良ければ「後摺」で摺り増ししました。「後摺」は版木が摩滅し、線や色のシャープさが失われるため、当然「初摺」の方が美術的には価値があります。 かけそばの値段は1文=25円で計算しました。ちなみに江戸時代の一般的な職人の月収は約3000文で現在の物価に換算すると75000円位でした。江戸庶民は贅沢を控えて質素に暮らしていたんだな〜と思います。 役者絵は店頭で販売するとともに、歌舞伎役者が舞台の宣伝もかねて贔屓客に配ったりもしていました。新作のテレビドラマや映画のポスターを配って、みんなに見てもらう現代の広告手法と同じです。

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