日本人は平均が大好きだ。平均所得、平均貯蓄額、平均寿命なんでも気にしてそれを超えたことで安心する。しかし、平均も似たような人ばかりであれば、中央に多くの人が存在するが、最近は、両端に偏っているケースが多い。特に貯金額などは、全く持っていない人と数千万円持っている人の中間地点が平均値として発表されている感じだ。要は、その場合、中間地点にはほとんど人がいない虚数のようなものになる。年収の似ている。格差が広がっていることを平均からは読み取れないと理解しておく必要がある。