少子高齢化は、少子化の問題と、高齢化の問題という異なる減少を１つにまとめた言葉です。しかし、その大きな原因として、地方から東京への女性の流入が指摘されたりします。大学進学の際に地方に学びたい分野の大学がない、とか、就職する際に地方に知的労働者を受け入れる余地が少ないという問題があるのです。では東京の一人勝ちかといえば、そうではありません。東京の優秀な人材も仕事がないため、活躍の場を求めて世界を目指して東京から離れて行くのです。単に、地方と東京の構造がそのまま、世界と東京都置き変わっているだけのことなのです。そろそろ本気で考えないと東京と言えども地方と同じ運命を辿ることになります。