インバウンドで一発当てようという地方は多い。しかし、日本の旅行での収益を見ると２７.９兆円の内、インバウンドは４.８兆円に過ぎない。大抵は日本人自身の国内旅行による利益となっている。今、瞬間風速のインバウンドに便乗してホテル代も2倍、3倍どころか10倍近くに上がっている。４.８兆円のために日本人の国内旅行が減少してしまうという愚かな行為にも見えるが、地方はそれ！インバウンドだ！バスに乗りくれるな！と群がっている。ふるさと納税で巨額な赤字が続き、存続が危ぶまれる市町村があるように、ブームが去ったら地方もかなり消滅することでしょう。Z世代は冷静に見極める必要がある。