何だか形だけの予算になっている気がします。人員予算も戦略的に攻めの経営をしようとすると、事業計画などから考えて人的資源をどう配分するか？社員のキャリアを考慮した組織の構成や、中途採用を計画的にして新たな発想やイノベーションを人為的に起こせるような仕掛けをしたり、いろいろ考えた結果の予算となるはずです。実際、冒険できませんから、ゼロシーリングや現状維持、定年退職者の穴埋めは暫らく見送りなんて夢も希望もない後ろ向きな目標設定になりがちです。だから予算書を見直すこともしないし、単なる数字の羅列となっているのかもしれません。不確実な時代に予算すら意味を成さなくなっています。ましてや長期計画なんて無理！