仕事は裁量権がいかに多いかで、やりがいが変わってきます。自由な時間に出社して、自由に予算も人材も使えて、自分の取り組みたい仕事につければハッピーですよね。しかし、平成不況の30年間でコスト削減・生産向上を突き詰めた結果、仕事は業務から作業に変わって行きました。経験値の低い派遣社員でも十分に務まるくらい細分化した作業に落とし込まれたのです。しかも単純作業はAIがやってくれるのです。全く裁量権のない仕事はアメリカ風に言えばサラリーマンの仕事の大半がマックジョブとなってしまったと言えるのです。そうすると、社内で出世するには、仕事での成果よりも、上司とのコミュニケーションという名の隷属が大切なのです。