農業革命、産業革命、情報革命と人の社会は様々なステージに進化しました。「第３の波」で、アルビン・トフラーは新しいステージへの移行は元のステージへ戻れない楔が打たれると表現しています。後戻りできない人生と似てます。産業革命では、市場を通じて労働資本を、金融資本に換金することで貨幣経済を発展させてきました。ですから、効率的に自分の価値をお金に換金できる人がエリートとして君臨した訳です。そのため会社組織に最大のリソースを割いて、24時間戦えますか？というスタイルが最適解でした。しかし大正不況時に指摘された物価上昇が昇給を上回る弱点はベアという対応策はも、急激な物価上昇局面では無力というのが今の姿です