景気は循環する。誰でも知っている経済の知識です。しかし、教科書には、横に進むグラフに一定に波長として上下する図が書かれているのが一般的な説明となっています。いい時もあれば悪い時もある。労働者の現状に希望を持たせるような図表です。しかし、人類の歴史がインフレーションの歴史だと理解している人はこれが実は正確に表現さてているわけではないことを見抜いています。つまり、長期波道で俯瞰すると右肩上がりを基本とする上下位運動だということです。最近のインデックス投資ではよく言われることですが、なぜかみんな景気循環だと基準値を中心に同じ運動を上下繰り返していると思っているのです。