「What」ではなく「Who knows what」これは、昔の人事部が有していた、組織の記憶力というべき「トランザクティブ・メモリー」です。人事部は、誰がどんな能力を有しているか、日ごろからいろんな部署を見て回り、情報収集してました。タバコ部屋やノミニケーションでね。「〇〇はアイツに聞け」とかキーマンを知っていたのです。メンバーの「誰が何を知っているか」この情報は、現在の多くの日本企業では、寸断されてます。業務の細分化と間接部門の人員削減もそうですが、喫煙ルームの廃止やノミニケーションがなくなったことの方が大きいかもしれません。
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作者のコメント
「What」ではなく「Who knows what」これは、昔の人事部が有していた、組織の記憶力というべき「トランザクティブ・メモリー」です。人事部は、誰がどんな能力を有しているか、日ごろからいろんな部署を見て回り、情報収集してました。タバコ部屋やノミニケーションでね。「〇〇はアイツに聞け」とかキーマンを知っていたのです。メンバーの「誰が何を知っているか」この情報は、現在の多くの日本企業では、寸断されてます。業務の細分化と間接部門の人員削減もそうですが、喫煙ルームの廃止やノミニケーションがなくなったことの方が大きいかもしれません。